EGING
EPISODE.1 たっちーとEGING
*エギングとの出会い*
僕がEGINGと出会ったのは、2008年の秋のこと。
この頃の休日の楽しみといえば、午前中に嫁さんとテニス。
ところが、この地域のテニス人気は結構なもので、テニス場に行く度にコートは満杯。
天気の不安定な山陰にあって、好天の続くこの時期、週末の度にフラストレーションが溜まる一方でした。
そんなある時、会社の同僚から『釣りでもしてみたら?』と一言。
ちなみに、この時はエギングの存在なんて全く知りませんでした。
早速その週末、量販店でサビキセット(\1980)と、投げ釣りセット(\2980)を購入。近くの波止場でのんびり浮き釣りでもしようと考えてました。その量販店にはエギングコーナーが設置されていましたが、エギングの意味も良く分からないその時は素通り。
学生時代、一度だけバスフィッシングをやって面白かった記憶があったので、ルアーでも見てみようとルアーコーナーへいくと、一般的なシーバス用ルアーの他にへんてこな海老のような形をしたエギと書かれたルアーを発見。イカ釣り用ルアーと書いてありました。一個300円とそんなに高くないので、買ってみることに。
その足で波止場へ行き、嫁さんはサビキ。僕は浮き釣りでのんびり・・・しようとしますが、サビキはひっきりなしにアジ子が釣れ大忙し。それに対し浮き釣りは全く駄目です。嫁さんはサビキにも飽き、波止場を散歩。帰ってくると、『あそこの人イカを釣ってたよ。』と教えてくれました。そこでイカ用のルアーを買ってたのを思い出し、投げ竿に着け投げてみましたが、釣り方も知りません。とりあえず投げてはリールで巻き取るのを数回やってみるものの、何も釣れず。。。バスルアーではルアーのバイブが手元に感じられるので、それでも釣りをしてる感じがしたんですが、そんなバイブの刺激も全くなし。その時は、すぐに辞めました。その日の夕食はアジ子の南蛮漬けでした。
家に帰ってから、エギングの釣り方をネットで調べるて見るとエギング特有の釣り方や、秋の季節は誰でも簡単に釣れるらしい事などを知り、エギングセットを買うことを決意。とりあえず、youtubeで釣り方を勉強しました。この時はロッドの一般的な値段や道具の重要性など知りません。数週間後、例の量販店へ行く機会があったので、エギングセットを購入。2980円也。またその足で波止場へ行って初エギング。だれでも簡単に釣れるというのを信じ、慣れないシャクリをしますが、全く釣れる気配なし。
一級品の根掛りだけを学び初エギングは終了しました。
この時から、釣れないながらも餌などで手が汚れることも無く、ロッドとリールとエギさえあれば手軽に出来るエギングの魅力にどっぷりはまっていく事になるのでした。。。