EGING
*ヤリイカエギング*
EGINGと出会って数ヶ月。
冬も深まり年が明け、ここ山陰ではエギングに行ってもアオリイカの姿すら見えなくなった頃。
春アオリのシーズンまで何か別の楽しみを見つけなければと思い、別のルアーフィッシングでも始めようと色々模索していました。
そんな頃、うちの会社の上司(ボス)に誘われたのがヤリイカ釣り。ボスいわく、エギでも釣れるとのこと。
ヤリイカは、海水温が14〜15℃くらいまで下がると、繁殖の為に回遊してくるらしいです。一方、アオリイカは海水温がそのくらいまで下がってしまうと深場へ移動してしまう為、丁度アオリイカが釣れなくなるころからヤリイカが釣れ始めるみたいです。山陰の冬場は海水温が大きく下がる為、アオリイカエギングは困難ですが、その代わりヤリイカ釣りが盛んなようです。
そんなこんなで、ヤリイカ釣りに連れて行ってもらうことに。
ボスの釣り方はエギではなく、餌巻きスッテというもの。エギのような仕掛けにイカの身や鰯、さらには鶏肉なんかを巻きつけ、イカを釣る漁法です。初ヤリイカ釣行では、僕も餌巻きスッテでのイカ釣りを体験しましたが、エギングのようにゲーム性が高くない為、今一魅力を感じませんでした。そのときは、僕は釣ることが出来ず、ボスのみヤリイカ2杯をゲットしてました。その帰り、ボスの家にて新鮮なヤリイカの刺身をご馳走になり衝撃を受けました!
イカの身は透き通り、コリコリとした触感。また甘味は、よくスーパーで売っているイカのモチモチした食感の甘味とは大きく違い、甘味は強い割にサッパリとしています。アオリイカも美味しいんですが、僕的にはヤリイカのサッパリとした甘味の方が好きかも。
この味を味わってしまったからにはやるしかありません。早速、ヤリイカエギングの勉強です。インターネットで検索し、調べてみると、大体こんな感じです。
<エギ>
エギは小さい方が良いらしいです。通常2〜2.5号が良いようですが、別に3号以上でも問題なく釣れます。僕的には、小型のエギで近場を探るよりも、3.5号クラスのエギを遠投して広範囲を探った方が釣果が良いように思います。(すぐ足元をイカが回遊してくるような所は小さいエギの方が良いんでしょうね。)釣れる時間帯は、夕マズメから朝マズメが最も良いようです。(かと言って昼間釣れない訳では無いと思います)暗くなってからは、夜光エギを使うとより効果的です。
<アクション>
エギ操作のアクションはというと、アオリイカエギングの様に激しくシャクル必要は無いようです。僕が行なうのは、小振りなな2段又は3段シャクリとテンションフォール、あとはズル引きを織り交ぜながらという感じでしょうか・・・。結構、ズル引きで釣れたりします。ヤリイカは底に居る事もありますが、中層から表層に居る事もあります。様々な深さのレンジを探る必要があるようです。
<アタリ>
アタリはアオリイカのように明確なこともありますが、アオリイカと比べてソフトにエギを抱くのかフワッとした感触のことが多いです。アタリに気づかず、シャクった時に気づく事もしばしばです・・・。
あとは、アオリイカと同じです。
こんな事を勉強し、初回単独夜間釣行。他のヤリイカエギンガーの動きを見ながら真似してみるものの、全く釣れず。。。
エギにあわびシートチューニングを施し、満を持して向かった二回目の夜間短期釣行。会社のボスとその師匠と共に挑んだ結果、見事エギングでのヤリイカゲットを果たしました。この時感じたのが、ヤリイカってシャクらなくても釣れるんだということ。そして、アタリが分かりにくいってこと。
その後、向かった三度目の本格ヤリイカエギング。餌巻きスッテ師が苦戦するなか、恥ずかしくない釣果を上げることが出来ました。
これからも、冬〜春のヤリイカエギングを極めて行きます!